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商品の画像について

 詳細ページに載せる写真は、できるだけ角度を変えてお見せできるようにしております。例えば前面からぐるりと回って4枚、あるいは前面と背面の2枚などです。

 ライトはLEDの白色光を使用することが最も多く、光の角度は様々です。LED電球は光が直線的ですので、自然光を取り入れることもあります。何よりもお客様が見たい部分、当店側が見せたい部分が効果的に写るよう工夫をしております。

 写真加工については、実物と写真がかけ離れてしまった場合に、多少明るさの調整をすることがありますが、あくまでも実物のイメージに近づけるためのものです。色合い調整や過色など、色彩加工は一切いたしません。

 ただ、ローズクォーツなどの赤みを持つ石の場合、実物は薄いピンク色なのに赤が強く出たりすることがあります。このような場合には詳細紹介ページでご注意書きを添えるようにしております。

 撮った写真をパソコンモニタで見てみると、同じ写真でも別のモニタで見てみたら違うイメージになることがあります。お客様によってもモニタを通して見るイメージはそれぞれ違うとも考えられます。

 以上のことを踏まえ、ライティングの状態、カメラの状態、またモニタの状態などによって実物のイメージと違うイメージを持つこともあるかもしれないことをどうぞご了承ください。

エンハンスメントについて(当店の主観的見解が含まれます)

 天然石には、その石の魅力を引き出すために様々な処理をされているものがあります。その処理をエンハンスメントと呼び、主に加熱放射線照射などがあります。これらは認められたことであり、違法でもありません。ただ、”天然”と称して売っても問題にはなっておらず、エンハンスメントされた”天然”の石が多く出回っているために買う側は混乱します。

 ここで大切なことは、判断は消費者側、買う人にあるということです。「知らなければよかった」と思われるかもしれませんが、納得したうえでご購入なさったほうがいいと思います。

 貴方がもし鉱物としての価値に重点を置き、人工的な処理を嫌うのであれば、知識を武器に十分に確認した上でご購入なさるとよいでしょう。

 貴方がもし宝石とかパワーストーンとしての価値に重点を置くとしたら、エンハンスメントについてそれほど気にしなくていいかもしれません。加熱にしろ放射線照射にしろ、それにかかった時間は違うでしょうが、基本的に作られ方は自然界も人工処理も同じなのです。構成される物質も天然モノと同じで偽物になるわけでもありません。むしろ宝石として価値を高めている、やって当たり前、という考え方に賛同します。


 少し例を挙げます。

 シトリン(黄水晶)は、元々はアメジストで、加熱すると人工的に作れます。天然モノもアメジストが自然界で加熱され作られまが、現在では希少価値が高いために原石の状態で売られることがほとんどで、ビーズや丸玉などに加工することはまずありません。採掘して原石の状態で加熱処理をしてしまいますから、加工する時にはすでにシトリンです。だから加工する工場で「最初からシトリンだった」と言えばそれを理由に「天然シトリン」として売られることもあるわけです。ここまでくると、どこまで辿ればいいか分からなくなりますね。卸売りの業者が分からないなんてよくあります。その場合、そのシトリンはエンハンス処理済みなのでしょう。本当の未処理ならばそれなりの流通がなされるのです。鑑定に出した場合、構成される成分は一緒ですから加熱された時間が短時間なら人工加熱という判断らしいのですが、その鑑定結果も正しいかどうか怪しいものです。自然界で短時間(?)かもしれませんし。実際、”天然シトリン”を購入して鑑定しても結果”加熱処理”ということはよくあるそうです。

 そういった意味で、当店で扱うシトリンやアメトリンは加熱処理されたものだと最初からお断りしておきます。もし、まったくの未処理である天然モノが入荷したら堂々と「天然シトリン」として売ります。その場合、ちょっとお値段は張るでしょうが。

 シトリンはスモーキークォーツの放射線処理から作られることもあります。

 スモーキークォーツ(煙水晶)は、透明な水晶に微量に含まれるアルミニウムが元になり、放射線照射すると人工的にグレー色に作りあげることができます。

 アメトリンはシトリンと同じようにアメジストの加熱処理で作ることができます。ただ、中途半端に加熱するために一部がアメジストとして残り、一部がシトリンになるわけです。面白いことに、色の薄いアメジストは濃いシトリンに、濃い部分は薄いシトリン色に変化するそうです。

 様々な天然石は加熱と放射線の両方を使用して発色をよくすることも当り前に行われていて、その技術はどんどん発達しているようです。サファイヤ、ルビー、アクアマリン、トパーズetc.そういうお馴染みの宝石類も加熱により鮮やかに発色させたり放射線によって色を変えたりされています。宝石店に置いてあるサファイヤなんて加熱されていないものは無いとさえ言われます。エンハンスメントについてもっと知ろうと思えば、それはきっとコアな世界で、あまりこだわってもしょうがない・・・というのが正直な気持ちです。

 当店で扱う石には存在しませんが、浸含処理というものもあります。透明樹脂やオイルをクラック(ひび)に流し込んで美しく見せる、あるいは強度を増す、といったエンハンスメントです。これはまだ良いとしても、着色されたオイルや樹脂で浸含処理したら、これはどうでしょう。そうなるともはやエンハンスメントではなくトリートメントと呼ばれます。着色、コーティングなどもトリートメントです。トリートメントにはしっかりと「トリーテッド○○」と表記すべきで、事実そのように売られているものがあります。本来、変色するはずのない色に変色してしまうのですから、トリートメントについてはあまり賛同できません。

 翡翠などは元々は白色を基調としますが緑色のイメージがあまりに強いために(実際天然の緑色はありますよ)、緑色のほうが売れるわけで、緑色に浸含されやすい石です。気をつけたいものです。

 こだわるならばこういった知識は必要になるでしょう。ですが、古くから石を美しく見せるため、価値のない石の価値を高めるために行われてきたことで、そのあとは、(無責任に言い放つつもりではないのですが)先に申しあげたように「買う側の判断」に委ねられるものなのです。納得したうえで手にすればいいのです。本人が「美しい」「力がある」「フィーリングが合う」などと感じればそれがその人の価値になると思っております。